全日本リコーダーコンテストに赤川小と旭岡中リコーダー部が出場
update 2005/3/5 11:37
27日に東京で開かれる第26回全日本リコーダーコンテスト(全日本リコーダー教育研究会主催)に道南から、函館赤川小学校リコーダークラブと函館旭岡中学校リコーダー部が出場する。赤川小は合奏の部、旭岡中は重奏の部での参加。児童・生徒は、初めて経験する大舞台を前に張り切って練習に励んでいる。
コンテストには全国から個人や団体が集まるほか、韓国や台湾からの出場もある。
両校は、1月に札幌で開かれた第19回全道リコーダーコンテスト(北海道リコーダー教育研究会主催)で金賞に輝き、全国への出場権を手にした。創設3年目の赤川小は初出場、旭岡中も重奏の部では初出場となる。
赤川小リコーダークラブは、4年生から6年生まで12人の部員が6種類のリコーダーを使い、四重奏を発表する。演奏するのは、現代曲「クワルテッティーノ」。持ち味である「ピンと張った鋭い音」を出すべく、顧問の茶木泰生教諭の指導で練習を繰り返している。
6年生部員4人は、引退時期を伸ばし、18日の卒業式後も活動することになる。秋田由貴部長(6年)は「全国大会は大きな目標だったのでうれしい。どこの学校よりもきれいな音でしっかりした演奏をしたい。金賞目指して頑張ってきたい」と、力を込める。
一方、旭岡中リコーダー部は三重奏で全国の舞台に立つ。メンバーは、いずれも2年生の荒木保奈美さん、三浦夕佳さん、内藤伽奈さん。3年生引退後、3人で活動を続けており、仲の良さから息もピッタリ。「人形芝居・インテルメッツォ・ロマンス」を演奏する。
指導にあたる佐々木結子教諭は同部出身。合奏の部で全国大会に出場した経験もあり、「3人のピッチ(音の高低)が合うのは全国では当たり前」と、表現力の指導に力を入れる。3人は「全国でも金賞をとりたい。大舞台でも楽しく吹きたい」と意気込みを話している。
提供 - 函館新聞社
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