市議会、「特殊勤務手当」見直しへ
update 2005/3/4 10:48
函館市の井上博司市長は3日、職員の特殊勤務手当の在り方について、見直しを進める考えを示した。特殊勤務手当の一部で他の手当や給料と重複する可能性があるとしており、「できるだけ早く対応したい」と話した。市が同手当の見直しをするのは2002年度以来。
市議会第1会定例会の代表質問で、瀬尾保雄氏(公明党)の質問に答えた。
市が支給する勤務手当は現在22種類で、内訳は国も実施する10種類と、消防や火葬場など、国にはない市町村業務に関する9種類、市独自の3種類。02年度の見直しでは、個別項目の廃止や見直しも含め、34種類から22種類へと大幅に削減した。
今回は02年度の見直し後の職場環境や社会情勢の変化を踏まえ、あらためて各特殊勤務手当の必要性や支給方法などについて判断。実態に即した制度に改める方針だ。
冬期に休館している南茅部プールの通年開放について、金山正智教育長は「今後、施設のPRや市民のニーズの把握に努め、可能性を検討したい」との考えを示した。
杉林幸弘氏(南かやべ議員団)の代表質問に答えた。
同プールは1998年に開館。当初は通年開放していたが、冬期間の利用者が少ないことを理由に、翌年から11月―3月を休館としている。
また南茅部地区の運動施設の利活用促進について、「各競技団体などに施設の利用促進を働きかけており、今後も広く市民の利用が図られるよう努めたい」と答えた。(奥山秀俊、宮木佳奈美)
提供 - 函館新聞社
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