函館交通「アイドリングストップ機能」タクシー導入
update 2005/3/4 10:48
タクシー会社の函館交通(函館市本町、畑中八美社長)は道内で初めて、停車時にエンジンを自動的に止める「アイドリングストップ機能」を搭載したタクシーを導入した。信号停止や客待ちなどでの燃料の消費を抑えるとともに、二酸化炭素の排出を削減し、環境に優しい企業を目指す。今回は1台だが、効果があれば車両の更新に合わせて全54台に導入することも考えている。
この機能は、トラックやバスなどでは比較的利用率は高いが、タクシーは道内初。全国でも315台目という。最近は国からの購入補助制度を利用し、乗用車などでも増加傾向にある。
同社が導入した仕組みは、エンジン回転時に変速レバーをパーキングかニュートラルにすると、自動的にエンジンが停止。ブレーキを踏んだ状態でドライブかリアにすると再びエンジンが動き出す仕組み。
3日、本社で開かれた納車・出発式で畑中社長は、「消費燃料の半分くらいはアイドリングなどでの無駄だと考えている。この車の導入で環境に配慮し、燃費の3割カットを目指したい」と目標を掲げ、今後も積極的な導入に努める方針を表した。
提供 - 函館新聞社
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