3年間の思い出胸に…/公立高校で卒業式

update 2005/3/2 10:46

 道内のほとんどの公立高校で1日、卒業式が行われた。渡島・檜山管内でも全日制29校、定時制3校で一斉に卒業式を迎え、合わせて3193人が希望や喜びを胸に学びやを巣立った。

 函館稜北高校(牧野篤校長)では、在校生や父母らが見守る中、192人の卒業生が晴れやかな表情で体育館に入場。1人ひとり壇上で卒業証書を受け取った。

 牧野校長は「自らの心と体を磨き、体力と知力ともにたくましい人間になってほしい。稜北魂を忘れず、力強く社会で羽ばたいてください」と式辞。卒業生を代表して小椋健君が「今まで支えてくれた人への感謝の思いを胸に未知の社会に向け、翼を広げ飛び立っていきます」と語った。

 式後は、各学級で担任教諭を囲んで最後のホームルーム。3年間ともに過ごした友達と写真を撮ったり、部活の後輩とがっちり握手を交わしたりしながら、名残惜しそうに高校を後にした。

提供 - 函館新聞社



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