青坂氏に地域伝統文化功労者表彰/江差追分活性化に尽力
update 2005/3/2 10:46
【江差】江差追分会(会長・濱谷一治江差町長)副会長の青坂満氏(73)が、伝統文化活性化国民協会(東京、平山郁夫会長)の「地域伝統文化功労者表彰」を受賞した。1日に檜山教育局で伝達式が行われ、丹羽敏夫教育局長から表彰状と記念品が贈られた。
式では、丹羽局長が、青坂氏に表彰状と記念品として、平山郁夫氏の陶版画「輝く太陽と富士山」が手渡した。
青坂氏は1947(昭和22)年に初代近江八声師匠に入門。漁業のかたわらで修業を重ね、68年の第6回江差追分全国大会で日本一に輝いた。以降は全国の民謡大会やテレビ出演を通じて、追分の魅力を全国に伝えた。
現在は、同会副会長、江差追分会師匠会会長などを務める。追分のメッカ・江差追分会館で、88年から専任指導員として実技指導にも携わる。飾らない人柄が多くの人に親しまれている。
同協会は2002年から、伝統文化の活性化に尽力、地域の文化振興に貢献した個人や団体を表彰。本年度は全国で22の個人と団体が表彰された。本道での受賞者は02年以来、青坂氏が2人目となる。
提供 - 函館新聞社
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