上磯、大野町が合併協定書に調印
update 2005/3/1 10:26
【上磯】上磯、大野の両町は28日、上磯町総合文化センターで合併協定書に調印した。両町議会や道議会の議決、総務相告示を経て、2006年2月に人口約4万8000人の「北斗市」が誕生する。函館市に次ぐ道南2番目の市となる。新市の庁舎は現上磯町役場。大野町庁舎は「総合分庁舎」として存続させる。
両町は昨年4月に法定の合併協を設立し、協議を進めてきた。この日の調印式には、合併協議会長の海老沢順三上磯町長、同副会長の吉田幸二大野町長を含め約50人が出席。前田晃渡島支庁長や同協議会委員が立会人が見守る中、両町長が協定書に署名、押印した。
海老沢町長は「合併は形式上、成立したが、一里塚にすぎない。大願成就に向け、力を合わせて取り組みたい」、吉田町長は「短くも長かった合併協議がいま整い、感無量だ。(両町議会で)議決されることを切に願う」とあいさつ。
前田支庁長が「道新幹線の着工も決まり、希望に満ちた春を迎える。新市の名称のように光り輝くまちづくりを期待したい」と祝辞を述べた。
調印式に先立ち、新市名称に採用された「北斗市」を応募した両町民7人に、両町長が感謝状と記念品を贈った。「北斗市」を応募した7人は次の通り(敬称略、順不同)。
村上金市(上磯町久根別)大山康太(同七重浜)野坂一人(同常盤)塩崎信孝(大野町市渡)丹野泰子、酒井敏文(同本町)丸岡進一(同清水川)
提供 - 函館新聞社
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