市が「市民の声」に回答し掲示板などに掲載
update 2005/3/1 10:25
函館市は、「市民の声」として匿名で寄せられた意見や要望に回答し、掲示板やホームページに掲示・掲載する。3月1日以降に投かんされた分から、回答できる範囲内で実施する。市民課は「市民からの提言が増え、市民と協働の街づくりにつながれば」と期待している。
掲示板が設置されるのは、本庁、湯川・銭亀沢・亀田・戸井・恵山・椴法華・南茅部支所、総合福祉センター。基本的に投かんされた場所に回答が掲示される。「市民の声」の箱を設置している旧函館区公会堂は掲示板がないため、本庁で掲示される。
回答は寄せられた意見・要望の内容を担当部局が判断し、回答できる分のみ掲示板に張り出す。掲示期間は約1カ月。回答できないのは、特定の個人や団体の中傷、営利目的、宗教やプライバシーにかかわること、市が回答することが適当でないと判断した内容など、としている。
同課によると、例年約200件ある投かんのうち、ほぼ半数が匿名で寄せられているという。住所・氏名が記入された分は、担当部局が郵送で回答。匿名者の分は本人の問い合わせがあった場合に対応できるよう保管している。「より建設的な意見を集めるには、投かんした市民に回答することも必要」と実施に踏み切った。
本庁で最初に張り出されるのは、3月中ごろとみており、掲示板は1階市民相談係前に設置される。各所によって形態は異なるが、随時掲示される。
提供 - 函館新聞社
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