インフルエンザ流行、道南3保健所で警報

update 2005/3/1 10:23

 インフルエンザの流行が道南一帯に拡大している。28日には、市立函館保健所と江差保健所が今季初の警報を発令。渡島保健所でも警報の発令を継続しており、道南3保健所とも感染状況が警報レベルに達した。

 市立函館保健所(定点医療機関11カ所)では、患者報告数が第7週(2月14日―20日)の325人から、第8週(21日―27日)は330人に増加。定点平均が30人となり、警報を発令した。

 江差保健所(同3カ所)は、第7週の61人から、第8週は148人と2倍強に増えた。定点平均は49・33人。急激な勢いで流行が広がっている。

 一方、渡島保健所(同7カ所)は、第7週の331人から第8週は309人に減少したものの、定点平均は44・14で、依然として警報レベルになっている。

 市立函館、渡島両保健所によると、インフルエンザウイルスはB型が主流で、A型も混在している。各保健所では「引き続き注意が必要」として、手洗い・うがいの励行、マスクの着用、人ごみを避けるなど、予防対策の徹底を呼びかけている。

 一方、学校現場でもインフルエンザを含む集団風邪で閉鎖が相次いでおり、市内の公立小中学校や幼稚園における今シーズンの閉鎖は1日までに、学級数で100を超えた。

 新たに学年閉鎖するのは、千代田小1年生、中部小6年生、木直小3年生。学級閉鎖は、青柳小とあさひ小、駒場小の1クラス。閉鎖期間は、木直小が28日から3日、千代田小が1、2日、そのほかが1日から3日まで。主な症状は、高熱、せき、頭痛などとなっている。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです