ミニバスケ選抜チームが道大会に向け練習

update 2005/3/1 10:22

 3月26、27両日、千歳、恵庭で行われる、第18回北海道ミニバスケットボール地区選抜新人大会(道バスケットボール協会主催、道ミニバスケットボール連盟主管)に向けて、函館の男女選抜チームの選手が合同練習に励んでいる。大会では、第1―3クオーターまでに登録選手15人全員を出場させなければならず、チーム全体のレベルアップが上位進出の必須条件。選手は他チームの選手、指導者との練習で選抜メンバーとしての意識を高め、基本技術の再確認や個々の課題克服に取り組んでいる。

 選抜選手は1月に行われた地区ミニバスケットボール新人大会の上位チームを対象に選ばれた。2月13日から日曜日など週1回のペースで集まり、ほぼ1カ月かけて大会に向けた調整を続けている。

 男子チームは、高さはないものの、昨年から試合出場している選手も多く、技術と実戦経験が武器。古閑聡監督は「シュート力も高い。ディフェンスを粘り強く頑張ってリズムをつくり、スピードとテクニックで得点を重ねたい」と個々の能力に大きな期待を寄せる。

 選抜チームながら、地区新人大会優勝の駒場から7人、1月の全道大会でも経験を積んだあさひの5年生4人がいるなど、同一チームの選手が多いのも強み。今後、バランスを考慮しながら、1クオーターごとのメンバーを決定するが、同一チームのチームワークを生かした編成とする考えだ。

 伊藤健太主将(駒場5年)は「選抜の練習にもだんだん慣れてきた。スピードがあるのでそれを生かして、優勝を狙いたい」と意気込んでいる。

 女子はドリブル、パスなど、基本プレーに重点を置いた練習で、基礎固めに励んでいる。20日の練習ではミニゲームの前に、ドリブル練習を何度も繰り返し、15人全員の底上げを目指した。

 5人×3セットの組み合わせは固まっておらず、個々の特性を見極めながらの練習だが、「いろいろなことができそうなチーム」と石津潤監督。「特に走力が高い」とし、機動力を生かしたプレーを目指す。

 赤川から唯一選ばれた、高橋朋子(5年)は「レベルが高いのでついていくのがやっと」としながら、休憩時間にもシュート練習をするなど気合十分。「少しでもチームに協力できるように練習したい」と意欲的に話していた。

提供 - 函館新聞社



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