函館どつくで通算800隻目の新造船推進式
update 2005/2/26 13:04
函館どつく函館造船所(函館市弁天町20、村井英治社長)で通算800隻目となる新造船「ポート・スター」(1万9800トン)の進水式が25日、同造船所で行われた。今年初の進水式で、船主や見学に詰め掛けた市民は、造船台からゆっくりと湾内に滑り出す姿に歓声を上げていた。
支綱切断の合図でシャンパンが割られると大きな船体が始動。くす玉から放たれたテープをなびかせながら、湾内に向かった。
同船は昨年12月15日起工の木材・ばら積み貨物船。パナマ国籍で、船主はサンオリーブラインコープ社。
船体は全長167メートル、最大幅29・4メートル、載貨重量は3万1765トン。同社が開発した幅広いボックス型の船倉、喫水部分の浅さが特徴の通称「スーパーハンディ32型」。今回で5船目となる。
今後、必要な装備を整える艤装(ぎそう)工事を済ませ、4月に船主に引き渡す。(宮木佳奈美)
提供 - 函館新聞社
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