上消費者フォーラム、レジ袋削減で意見交換
update 2005/2/25 10:02
スーパーなどでもらうレジ袋の削減について考える消費者フォーラム「レジ袋を使わずにマイバッグを!」(函館消費者協会主催)が24日、函館市役所8階会議室で開かれた。「地球規模の環境問題」と題し、渡島支庁地域政策部環境生活課の鎌田慶一主幹が講演。スーパーや消費者団体、市などから4人のパネリストを招いてパネルディスカッションも行い、意見交換した。
レジ袋についてのフォーラムは昨年に続き2回目で、会員や市民ら約80人が参加。鎌田主幹は、ごみ処理の仕方を通じ、地球温暖化について論じた。
パネルディスカッションでは、北海道生活学校連絡協議会の佐々木文子会長が「レジ袋1枚は約3円の経費がかかっており、それが商品価格に上乗せされている。無料という意識を捨てさせるためにも、有料化すべき」と提言。一方、コープさっぽろレジ袋責任者の今川元氏は「各店一斉に始めるのは良いが、客は減らしたくない」と述べた。
市環境部リサイクル推進課の今和博主査は「市内で1年間に出されるレジ袋のごみ処理には、約1500万円かかる」などと現状を示した。
提供 - 函館新聞社
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