「学び方がわかる本」函館出身の三好さんがイラスト
update 2005/2/23 11:22
勉強ができないのは「頭の良しあし」ではなく「学び方」が正しいかどうかの問題だった―。学習障害(LD)だったハリウッド俳優、トム・クルーズさんが成功した学習法として知られる「学び方がわかる本」(L・ロンハバード原作)の翻訳版が、ニュー・エラ・パブリケーションズ・ジャパン(東京)から出版された。函館出身で東京在住の三好宣史さん(35)がイラストを担当している。
ページの大半にイラストを取り入れ、文章は短く、絵で読むような一冊。なぜ勉強が分からなくなるのか、分かるためには何をしたらいいのかを、小学生でも理解できる言葉で伝えている。勉強につまずく障害を(1)言葉を誤解すること(2)勉強している対象が手元にないこと(3)順番を飛び越してしまうこと―の3点に絞っているのが特徴。
イラストを担当した三好さんは、社団法人サイエントロジー東京の職員で、日本ではまだ数少ない、ロンハバード氏が開発した『勉強の技術』の指導者。この技術は「学びのための原理・原則」を体系化したもので、学習障害に限らず、有能な人材をさらに有能にする効果があるという。
三好さんのイラストは子供たちの表情を豊かに表現し、ほのぼのとしている。三好さんは「故郷・函館の方々に、この本で紹介した『勉強の技術』を使ってほしい。イラストでは特に『勉強はとても楽しいものなのだ』ということを表現するよう心掛けた」と話している。
B5判、143ページ。定価998円。問い合わせは最寄りの書店か同社TEL03・5960・5660。
提供 - 函館新聞社
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