「みのや」藤沢さんボルドーワインフェアで最優秀店賞
update 2005/2/19 10:22
地酒ワイン屋みのや(函館市昭和1)の藤沢節子さん(51)が、2004年ボルドーワインフェア(フランス食品振興会主催)で最優秀店賞に選ばれ、フランス旅行を手にした。フェア期間中の店のディスプレーなど、意欲的な取り組みが評価された。23日に渡仏し、世界有数のワイン産地、ボルドー地域を訪れることになっており、藤沢さんは「売っているワインがどのような所で作られているか見てきたい」と張り切っている。
同フェアは、全国のワイン専門店などを対象に夏と秋に実施。参加店は、フェア期間中の取り組みを専門用紙に記載し、写真とともに送付する。夏571店、秋1137店の応募があり、夏秋そろって参加した店を対象に審査、同店など2店舗が最優秀店賞に輝いた。
“フランスワインを売る達人”として、同会から「コンセイエ」にも認定されている藤沢さんは、専門知識を生かして来店者にワインの飲みごろや特徴を紹介。メールなどを利用してフェアを顧客に告知したり、秋のフェアで赤ワインとシャンパンをセット販売するなど、さまざまな工夫で売り上げアップにつなげた。
また、店内のディスプレーでは、夏のフェアで「ワイン畑を見ながらテラスで白ワインを飲む」というストーリーを設定し、空と草をイメージした水色と黄緑色のテーマカラーでさわやかに演出。秋には、ボルドーレッドのクロスなどでシックな雰囲気を作った。
「まさか最優秀に入るとは思っていなかった。うれしい」と藤沢さん。副賞として仏旅行が贈られ、23日から6日間、ボルドーを訪問、シャトー巡りなどを行う。「畑や作る工程を見たい。フランス人がワインを飲む時、どのような食べ物と組み合わせるのか体験してきたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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