郵趣協会会報誌「臥牛」100号
update 2005/2/19 10:21
日本郵趣協会函館支部(渡利正義支部長)の月刊会報誌「臥牛」がこのほど100号を迎えた。同会は切手収集などを趣味とする人たちの集まり。渡利支部長は「編集委員が会報を作る素材を集めた苦労のおかげ」と労をねぎらい、会の発展を目指している。
同支部は1996年、「全国組織の中で函館でも支部を作りたい」との声で結成。現在の会員は江差町なども含め42人。会社役員や教員など幅広い職種の人たちが集まる。
毎月会報を発行し、例会を開いている。100号では干支(えと)の酉(とり)にこだわり、函館市ゆかりの鳥に関する話題や資料を掲載。渡利支部長は「切手を通じ生涯学習をしている。会員の中には鳥や船について専門家並みの知識を持っている人もいる」と話す。
列車では切符がカード化するなど形が変化している。郵便も民営化などを契機に、切手がシールになるなどの変化も考えられるが、渡利支部長は「今まであるものは変わらないし、コレクターが収集をすることも変わらない。会報も続いていくことになる」と話す。
会が抱える問題は会員の高齢化。「若い世代の会員が増えてほしい。切手には最近のアニメーション漫画や世の中の話題が反映させている。ぜひ若い人から知識をもらいたい」と話す。
同支部では19日午後6時から、函館市湯川町の湯の川プリンスホテル渚亭で懇親会を開く。事務局では「会員でなくても切手収集などに興味を持つ人がいれば参加してほしい」と話している。問い合わせは佐藤さんTEL0138・54・8302。
提供 - 函館新聞社
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