地域政策推進事業、渡島、桧山で14事業
update 2005/2/18 11:14
渡島、桧山両支庁は17日、2005年度の地域政策推進事業(支庁独自事業)を発表した。渡島支庁は11事業に1111万円が計上され、厳しい道財政を反映し、前年度当初に比べて329万円(22・8%)の減額となった。桧山支庁は3事業に912万1000円で、前年度当初とほぼ同額。道が17日に発表した新年度予算案に盛り込まれた。
渡島支庁の新規事業は3件だった。
「大千軒の森・ブナの里づくり事業」(104万円)は、道南(福島、松前、桧山管内上ノ国町)のブナ林を活用した地域振興策を探る。道や市町村、林業関係者、観光協会が新事業創出を検討するほか、フォーラムや森林体験ツアーを通じてブナ林の周知を図る。06年度には「道南のブナ林見どころマップ」を作製する。
「子ども健全育成事業」(79万円)は、道南の10代の人工妊娠中絶率が道内平均を上回ることなどを受け、小中高校と保健、医療、福祉関係者が連携して、子どもが自身や友人らを大切にする心をはぐくむ「健康教育」を推進する。実施は07年度まで。
「道南スギの見える部屋推進事業」(49万円)は、道南スギの地産地消を促進するため、内装材の製品開発などを取り組む。07年度までの3年間で、森林整備や木材加工業者の経営安定を図る。
継続事業は次の通り。
▽クリーン渡島形成事業(145万円)05年度まで2年間
▽大沼公園利用促進事業(285万円)05年度まで2年間
▽おしま観光再発見事業(281万円)05年度まで3年間
▽渡島の水産物安全安心ワンランクアップ推進事業(165万円)05年度まで2年間
提供 - 函館新聞社
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