湯の川専用タクシー乗り場開設へ
update 2005/2/18 11:04
函館空港―湯の川温泉街間を走るタクシー乗務員の接客態度の悪さが指摘されている問題に関連し、函館地区ハイヤー協会は17日までに、同空港旅客ターミナルビル前で、同温泉街方面用のタクシー乗り場を開設する方針を固めた。乗客の目的地が短距離であることを明確にし、マナーを改善させるのが狙い。5月の大型連休前の整備を目指す。
現在4台分あるタクシー乗り場を1台分増やし、同方面用に充てる予定。看板設置など、具体的な計画は、函館空港事務所と協議し、詳細を詰める。
同空港では、降客の1割が公共交通機関としてタクシーを利用。JR函館駅や大沼などの長距離はバスが主で、タクシー客の大半は同温泉街行きだ。ただ、タクシーの運賃が1000円程度と安いこともあり、「湯の川へと告げると露骨に嫌な顔をされる」などと、利用客からホテルへ苦情が寄せられていた。
同区間では、タクシーのイメージ低下を受けて、バス事業者がシャトルバスを運行する動きがあり、タクシー業界にとっては死活問題。今回の専用乗り場設置は、対抗策としての意図も含まれる。同協会は「悪いイメージを払しょくし、市民や観光客に愛されるタクシーを目指したい」と話している。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。