函大柏稜女子バスケ部1年生4人が道強化合宿メンバーに

update 2005/2/18 11:01

 先の第17回北海道高校バスケットボール新人大会で準優勝した、函大柏稜女子の1年生選手4人が、19、20両日、札幌で行われる2004年度北海道高校選手強化事業(U―18北海道ブロックエンデバー)・全日本Jr北海道ブロック選手選考合宿(高体連バスケットボール専門部、道バスケットボール協会主催)のメンバーに選ばれた。4人は全道新人大会決勝で女王・札幌山の手に3点差に詰め寄った原動力で、大会で発揮した高い能力が認められた。全日本ジュニアの道ブロック選手も今回の合宿から選考されるため、選手は「自分の力を試したい」と、“第2の全道の舞台”にも強い意欲を燃やしている。

 選ばれたのは、菊池利華、境藤昌江、小山田舞、矢農友里恵。同部からは3年連続の道選抜入りだが、4人は過去最多。また、全道から1、2年生20人が選出されたが、4人は札幌山の手と並び最も多い。合宿では日本協会から佐藤久夫氏を講師に招き、技術講習のほか、ゲームも交えた練習を予定している。

 全道新人戦直後だけに、4人にとっては山の手戦惜敗の悔しさや反省を胸にしての参加となる。「確実性が求められるポジションだが、自分にはまだまだ足りないとわかった」とガードの菊池。矢農も「試合の最後まで全力で動けなかった」と厳しく振り返り、その分、「合宿では反省点を生かしたい」と意気込む。

 同時に、普段の練習とは違うメンバー、指導者との練習や講習に対しても向上意欲を膨らませる。小山田はチームではセンターだが、今回の合宿ではフォワードとして招集された。「外からのシュートやプレーも学びたい」と話し、新たにシューターとしてのプレーに取り組んでいる境藤も「3ポイントシュートに対する意識を高めたい」と気合を高める。

 送り出す伊藤修一コーチも「全道大会では期待通りの活躍をし、評価も高かった。自分たちの持てる力を出して、違う指導者からも刺激を受け、いろいろなこと吸収してほしい」と期待を寄せる。ついに女王の背中を捕えた期待の1年生メンバーにとって、さらなる飛躍の場になりそうだ。

提供 - 函館新聞社



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