附属幼稚園でウサギ11匹撲殺
update 2005/2/16 11:04
函館美原3の道教育大附属函館幼稚園で9日夕から10日午前にかけ、飼育小屋のウサギ11匹が何者かに撲殺されていたことが15日、分かった。函館中央署は器物損壊事件として調べている。
同署などによると、小屋は同幼稚園から約5メートルの距離で、ウサギ12匹とチャボを飼育していた。殺された11匹は生後数カ月―2歳ぐらい。いずれも骨折や内出血などにより死んでいた。
9日午後4時ごろ、職員が小屋を掃除した時は異常はなく、それ以降は施錠してあった。同午後10時ごろまで職員が園内に残っていたが、不審な物音は聞こえなかったという。
翌日午前10時50分ごろ、小屋の南京錠が壊され、引き戸が開いているのに気付いた職員が、中でウサギが死んでいるのを発見。小屋の金網は内側から穴が開いており、犯行時に損壊したものとみられる。
事件を受け、同幼稚園は「すでに保護者に伝え、警備も強化している。子供や小動物など弱い者を狙う犯罪が全国で相次いでおり、胸が痛い」と話している。
提供 - 函館新聞社
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