市民オペラ会の13日に「あまんじゃくとうりこひめ」公演
update 2005/2/10 10:18
函館市民オペラの会は13日午後3時から七飯町大中山コモンで、3月21日午後4時から函館市芸術ホールでそれぞれオペラ公演を開く。一昨年から若手を中心につくる「オペラ研究室」のメンバーが、オペラ「あまんじゃくとうりこひめ」を上演。メンバーたちは本番の公演に向けて追い込みのけいこに励んでいる。
物語の原作は、主人公が死ぬなど残酷な結末だが、同オペラでは林光さんの曲とともに、愉快で楽しいストーリーに仕立てられている。
老夫婦が娘のように育てた「うりこひめ」を、殿様とその家来が略取しようと策略。それを知ったひねくれ者の「あまんじゃく」が阻止しようと乗り出すが、うりこひめの運命は? あまんじゃくには、秋山理架子さん、うりこひめには下山尚代さん、殿様こと「とのさん」は杉本毅さんが演じる。日本の童謡を思わせるさわやかな歌曲を織り交ぜ、コミカルに展開する芝居が見どころだ。
演出担当の中村勝雄さんは「わかりやすさを第一に考え演出してきました」と話し、「感性を磨き客に訴えるような熱い気持ちで演じてほしい」と役者たちに期待を込める。
当日は上演に先立ち、紙芝居や解説、舞台づくりの様子を公開する。
七飯町ではチャリティー公演として開催。入場無料。会場に募金箱を設置し、募金は同町社会福祉協議会に贈る。
函館公演は入場料が必要で、一般1000円、学生500円。チケットは同ホールなどで扱っている。問い合わせは同会オペラ研究室の中村さんTEL0138・77・1589。
提供 - 函館新聞社
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