インフルエンザが流行…函館市内や近郊の学校で学年、学級閉鎖相次ぐ
update 2005/2/8 10:05
函館市内や近郊でインフルエンザの流行が続いている。7日には、市立函館保健所と渡島保健所が注意報を継続、手洗い・うがいの励行など、予防策の徹底を呼び掛けている。
両保健所とも、医療機関でインフルエンザの患者数を定点観測しており、第5週(1月31日―2月6日)は、市立保健所が定点11カ所で302人(1定点当たり27・45人)、渡島保健所が定点7カ所で172人(同24・57人)を観測。1定点当たりの患者数が1週間で30人を超えていないため、警報発令には至っていないものの、警報発生に迫る勢いとなっている。
第4週(1月24日―30日)は、市立保健所が115人、渡島保健所が90人。1定点当たり10人を超え、両保健所とも注意報を発令している。一方、江差保健所は、第5週で3定点13人(同4・33人)と、本格的な流行とはなっていない。
各保健所では、手洗い、うがい、マスクの着用、人ごみを避ける、湿度を保つ、早めの医療機関受診などの予防対策を挙げ、注意を呼び掛けている。
一方、学校などではインフルエンザを含む集団風邪で閉鎖が相次いでおり、8日から新たに市内の6小学校で学年、学級閉鎖される。
学年閉鎖は、港小学校、柏野小学校、上湯川小学校の1年生、えさん小学校の1年生と2年生。学級閉鎖は、港小学校と金堀小学校のそれぞれ2年2組、桔梗小学校の4年1組。閉鎖期間は、えさん小が9日、そのほかは10日まで。主な症状は発熱、せき、のどの痛みなど。
市内の公立小中学校や幼稚園における今シーズンの閉鎖はこれで、16校39学級(うち学校閉鎖1、学年閉鎖9)となる。
提供 - 函館新聞社
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