スケトウダラ漁の漁獲量、金額とも前年を下回る

update 2005/2/8 10:05

 【江差】檜山管内沿岸のスケトウダラの累計漁獲量(2004年11月―05年1月末)は、7826トン(前年同期比18・5%減)で、水揚げ額は17億1866万円(同15・1%減)となり、漁獲量、金額とも前年を下回っている。本年度のスケトウダラ漁は2月上旬までにほぼ終了した。

 檜山支庁が7日までに、ひやま漁協(乙部町、市山亮悦組合長)から聞き取り調査を行った結果、1月21日から31日までの漁獲量は管内全体で313トン(同64・1%減)、水揚げ額は7719万円(同55・1%減)にとどまった。

 町別では、乙部町208トン(同59・4%減)、熊石町96トン(同59・9%減)、江差町1トン(同98・9%減)、上ノ国町7トン(6%減)、大成町0・3トン(前年同期の漁獲なし)だった。

 漁期開始からの累計漁獲量は、乙部町3888トン(同10・6%減)、熊石町1926トン(同3・6%減)、江差町1728トン(同32・3%減)、上ノ国町276トン(同59・5%減)、大成町8トン(同66・3%減)。

 累計水揚げ額は、乙部町8億9086万円(同2・9%減)、熊石町4億3152万円(同5・1%増)と、両町では水揚げ量は前年を下回ったものの、高値が影響して前年並みの水揚げ額を確保。江差町は3億4321万円(同37・3%減)、上ノ国町は5175万円(同63・9%減)と振るわなかった。

 1月下旬の1キロ当たりの平均単価は246円(同24・9%増)、漁期開始からの平均単価は219円(同4・3%増)だった。

提供 - 函館新聞社



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