北水ブルーマーリンズ8戦全勝の“完全優勝”―函新杯・函館アイスホッケーリーグ戦
update 2005/2/8 10:04
第8回函新杯・函館アイスホッケーリーグ戦は7日、Aリーグの北水ブルーマーリンズ―ポイントゲッターズ戦が行われ、前日、リーグ戦2年連続優勝を決めた北水が11―1でポイントゲッターズを破り、8戦全勝の“完全優勝”でチームのリーグ戦を締めくくった。
北水の1試合平均14.5得点という持ち前の攻撃力はこの日も健在。「毎試合悪い」(伊藤元裕主将)という立ち上がりこそ自陣のゴール前までゲッターズに攻められたが、第1ピリオド6分にエース・川原聡が先取点を挙げると、エンジン全開。終始攻め続けリードを広げた。伊藤主将は「ホッケー好きのメンバーの勝ちたい気持ちが前に出た」と優勝の原動力を語った。
「今年はパスワークがしっかりしていた」と伊藤主将が振り返るように、先取点も柴田悠二がゴール裏でしぶとくパックをキープし、ゴール左に詰めていた川原に絶妙のパスを送って生まれた。その川原も、この日5得点に加え、2アシストとゴールラッシュをおぜん立て。昨季の得点王は今季アシスト役も果たし、2連覇の原動力となった。「今季は最後まで調子を維持することができた」と充実した表情を見せた。
今季はメンバーの大幅減で、リーグ戦開幕ぎりぎりまで、出場するかどうか決めかねていた。開幕以降も毎試合他チームから助っ人を借り、元はGKの伊藤主将も2試合はプレーヤーとして出場した。それだけに「いろいろな人に迷惑をかけ、協力もしてもらった。その分優勝もうれしい」と伊藤主将。次のトーナメント戦に向けても「優勝を」とすっかり自信を取り戻し、“2冠達成”への意欲を見せていた。
提供 - 函館新聞社
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