あすから日本のクラフト展
update 2005/2/7 10:20
日本クラフトデザイン協会の会員による「第2回日本のクラフト展―函館―」(はこだて工芸舎主催)が8日から14日まで、函館市末広町の金森ホールなど市内3会場で開かれる。昨年に引き続き企画した同工芸舎の堂前守人代表は「全国で活躍する工芸家の最新作を目にすることができる貴重な機会。冬の祭りが行われている中、たくさんの人にクラフトに触れてもらいたい」と来場を呼びかけている。
同ホールでは木工、金属、漆などの作品を展示。そのほか、同市宝来町のはこだて工芸舎宝来町店では布や織物のテキスタイル、同市豊川町の同BAYはこだて店では銀などのアクセサリーを展示する。それぞれの場所で分野ごとに集中して見てもらえるように工夫した。
出品作家は3会場で計102人。昨年の77人から増えていることに堂前代表は「作家にとっても周りの作家の活動の様子が分かる良い機会としてとらえている。冬の函館という舞台が全国の工芸家を引き寄せているのでは」と話す。
今年は3会場が近くなったことで、会場を巡るギャラリーウオークも参加しやすくなっている。昨年は約3000人が訪れ、今年はより多くの来場者を期待する。
期間中、はこだて工芸舎会員などによる裂き織り、陶芸、陶の絵付け、書、フェルトなどを体験できる講座がBAYはこだてイベントホールで開かれる。また、9日午後2時から同市大手町の函館国際ホテルで函館デザインセミナー(市など主催)が開かれる。講師に札幌市立高等専門学校の渋谷邦男校長を招き「地域連携デザインの考え方」と題し、函館の経済活性化のため特色あるデザイン開発について講演が行われる。
堂前代表は「函館デザイン協議会など、大勢の協力があり実施できる。多くの来場者を迎え、成功させたい」と願っている。
体験講座などの問い合わせは、はこだて工芸舎BAYはこだて店TEL0138・23・6177。
提供 - 函館新聞社
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