市の印鑑登録カードに切り替え件数約4割に

update 2005/2/6 14:41

 函館市と合併した旧4町村が合併までに発行した印鑑登録証を、市の印鑑登録カードに切り替えた件数が1月31日現在、約4割に達した。今後は必要に応じて変更するケースが多くなるとみられるが、11月30日を過ぎると現登録証は無効になる。市は「戸籍窓口が繁忙期を迎える3、4月を終えた時点で対応を検討したい」(戸籍住民課)としている。

 合併前から市の印鑑登録証は、磁気を使用したカードタイプ。旧4町村はこれとは異なる登録証だったため、合併に合わせ、磁気カードタイプに統一することにした。市は登録済みの市民に対して案内文書を郵送。案内を持参した市民を対象に無料で手続きを取っている。

 合併時の4支所の登録件数は1万7677件。切り替えたのは合計4718件、43・8%。支所ごとでは、椴法華が56・2%で最も高く、戸井48・5%、恵山43・7%、南茅部39・0%と続く。

 合併直後、各支所の窓口は手続きを行う市民で大混雑した。「多くても1日20件前後の利用なのに、昨年12月2日は170件、同3日も102件で、待ち時間がかなり出た」(戸井支所)が、現在は20―30件に落ち着いている。「これから先は必要に応じて切り替える方がほとんどでは」(椴法華支所)とみる。

 受付期間を過ぎると、再登録が必要。運転免許証など、本人確認ができる顔写真付きの身分証明書を持参し、手続きし直すことになる。

 合併から時間がたち、切り替えを忘れている市民もいるとみられ、市は「状況次第では周知が必要になるかもしれない」(戸籍住民課)としている。(吉良 敦)

提供 - 函館新聞社



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