クジラ汁などに舌鼓…江差なべまつりが開幕
update 2005/2/6 14:38
【江差】第5回 冬 江差 美味百彩なべまつり」(江差観光コンベンション協会主催)は5日、江差町陣屋町の江差中グラウンドで開幕。厳しい「たば風」が吹く中、約1500人の来場者が、道南各地に伝わるあつあつの鍋料理に舌鼓を打った。
ひやま漁協女性部江差支部(能登真弓支部長)は、道南に伝わる「クジラ汁」を販売。香り高いクジラ肉の風味が人気を呼んでいた。
新函館農協女性部江差支部(長尾和子支部長)は、江差産のジャガイモを使った、町内伝統の「ふきんこもち汁」を出品。伝統食の「追分こうれん」も販売した。
本町商店街の商店主や住民が運営する「本町なかよし会・寄来所(よっこらしょ)」は、青森県の「センベイ鍋」を提供。料理用のセンベイを野菜、鶏肉と一緒に煮込んだ鍋で、しょうゆ汁が染み込みんだセンベイの柔らかな食感が注目を集めていた。
なべまつりは、第20回江差たば風の祭典(同実行委主催)のメーンイベント。「たば風」は、真冬の江差に北西方向から吹き付ける暴風のこと。祭典は「たば風」に負けず、冬を楽しもうと毎年2月に開かれている。
同協会の打越会長は「たば風を感じながら心身ともに温まる鍋料理を味わって下さい。6日も大勢のご来場をお待ちしています」と話していた。
6日は午前11時から午後2時。どの鍋も1杯300円。ビニールハウス内でゆっくりと楽しめる。
提供 - 函館新聞社
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