競輪場施設の利用好調/テレシアター利用した発表会など前年度の2倍に
update 2005/2/3 12:21
市民開放している市営函館競輪場(金堀町10)のテレシアターとコミュニティロビーの利用が好調だ。本年度の利用件数は18件(予定含む)で、利用時間は延べ78時間と、前年度のほぼ2倍。市競輪事業部は「さらに利用してもらえるようPRしていきたい」と話している。
同競輪場2階のテレシアターは240インチの大型スクリーンと音響機器を備える。固定座席は320席で、車いす専用スペースもある。コミュニティロビーは1階で、広さ約734平方メートル。吹き抜けで、広々とした空間が特徴だ。
同競輪場は改築途中の2002年10月に一部施設の利用を開始。両施設はこの時から使用され、02年度の利用は7件、31時間だった。03年度は8件、46時間でほぼ前年並みで推移。本年度は18件、78時間と増え、「リピーターが多く、いい施設があるということが口コミで広がっているらしい」(同部)という。
本年度はシアターの利用が12件、ロビーが6件。前年度まではシアターの利用がほとんどだったが、ロビーの利用も増えつつある。ロビーでは本年度、野外劇の練習、ダンスの練習などが行われ、シアターでは意見発表会、ビデオ上映会など。同部は「野外劇の練習は初めて。利用の幅が広がりつつある」と歓迎する。
同部は「一度足を運んでもらえば、競輪場に対するイメージが変わる。ぜひ利用して、競輪場に親近感をいだいてほしい」と話している。
1時間当たりの貸付料はシアターが11―4月は2300円、5―10月は1200円、機器使用料は別途。ロビーは900円。利用時間は午前9―午後9時。利用日の1カ月前までに申し込む。問い合わせは同部TEL0138・51・3121。(吉良 敦)
提供 - 函館新聞社
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