田中さんが桧山初の女性農業士に認定/指導農業士に山下さん
update 2005/2/3 12:20
【上ノ国、厚沢部、北桧山】道の指導農業士、農業士の認定制度で本年度、桧山管内では、上ノ国町で稲作や畑作を営む山下敏雄さんが指導農業士の認定を受けた。農業士には、北桧山町の田中幸代さんが、管内では初めて女性で認定されたほか、厚沢部町の由利正充さん、斉藤克也さんが新たに認められた。
このほど開かれた、道の指導農業士・農業士制度推進委員会で決まった。管内の指導農業士は11人、農業士は9人となる。
指導農業士の認定を受けた山下さんは、地域の中核リーダーとして、耕作放棄地の解消に向けた、集落営農の実現や後継者育成活動で活躍していることなどが高く評価された。
管内初の女性農業士に認定された田中さんは、酪農家の女性で組織する「ふぁーみんぐCOW SUN’S」の活動に参画。乳牛の管理技術向上や牛乳の質を改善する活動に取り組んでおり、地域のリーダーとしての活躍が期待されている。
農業士に認定された由利さんは、農協や商工会の青年部活動に積極的に参加、地域農業で指導的な役割を果たしている。斉藤さんは、高い技術力を生かし、町内農業の中核的経営者として手腕を振るっている。
道は、農業後継者の育成や地域の農業振興をリードする、優れた技術を持つ人を指導農業士に、農業経営の改善や地域活動のリーダーとして、手腕を発揮している人を農業士に認定している。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。