礼儀作法学びお茶味わう/中央小5年生が茶道体験

update 2005/2/3 12:19

 函館中央小学校(小林駿三校長)の5年生が2日、地域の茶道指導者のもとを訪ね、茶道を体験した。児童は礼儀作法を学び、抹茶や菓子を味わったほか、茶をたてる作業などにも挑戦した。

 講師は、函館市美原2の自宅で表千家茶道教室を主宰する東宗伸さん。児童の1人が、東さんのもとで学んでいる縁から、今回初めて茶道体験学習が実現した。

 この日は児童37人が2グループに分かれて東さん宅を訪問。正座やおじぎの仕方、茶わんの持ち方などを教わったあと、節分にちなんだ鬼の練り菓子を食べた。

 お点前を披露したのは、東さんの生徒で同校5年生の玉森菜穂さん。丁寧に茶をたててクラスメートに振る舞い、児童たちは緊張しながらもおいしそうに味わった。

 一服後は、茶せんを使って抹茶を泡立てたり、茶わんを運んだりする作業も体験。児童は、初めて触れる伝統文化に興味津々の様子で、体験後は「正座やお菓子の食べ方など難しかったけど楽しかった」(佐々木成寿君)などと話していた。

 3日も5年生40人が体験する予定。

提供 - 函館新聞社



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