冬フェス開幕/西部地区にイルミネーションきらめく

update 2005/2/2 10:33

 イルミネーションやイベントで函館市内を彩る「2005はこだて冬フェスティバル」(同実行委員会主催)が1日、開幕した。西部地区では、街路樹などに約5万個の電球が輝くなか、イベントのスタートを飾る「点灯ウオークラリー」を開催。カップルや親子連れなどが、銀世界に現れた光の回廊を散策した。

 ウオークラリーには市民約80人が参加し、元町公園からロシア極東大を経てカフェペルラでゴール。ロープウエーで函館山に登り、山頂からの眺めも堪能した。3世代で訪れた函館港小学校3年の古城彩文美さん(9)=亀田港町=らは、きらめく並木が現れると「わー」と歓声を上げては、盛んに写真を撮り合っていた。

 この日点灯されたのは、元町公園や基坂の街路樹、同坂の上にある函館西高校の石垣。二十間坂から二十間坂通までは、昨年12月から継続している。点灯時間は28日までの毎日、日没後から午後10時。

 このほか五稜郭会場(五稜郭公園内)では12、13の両日、赤いふんどし姿の若者がそりを引く恒例の「赤ふんダービー」や雪像滑り台の開放など、多彩な催しを実施。合併記念鍋(1杯200円)も販売される。

提供 - 函館新聞社



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