上磯久根別小児童が函館地裁で「刑事模擬裁判」に挑戦
update 2005/1/27 11:09
裁判の流れや裁判所の仕組みを学ぶため、上磯久根別小学校(道幸拓志校長)の児童は26日、函館地裁で「刑事模擬裁判」にチャレンジした。同校の職場見学プログラムの一環で、6年生88人が参加。施設見学だけでなく、司法に関係する“職”を体験し、裁判制度への理解を深めた。
模擬裁判では、児童が裁判官や検察官、弁護士などに挑戦。函館市内の時計店で腕時計1個(時価約30万円相当)が盗まれた事件について審議を重ね、被告に判決を言い渡した。
裁判長を務めた石田くるみさん(12)は「法廷にいるだけで緊張しました」と、ほっとした表情。裁判官役の金谷翼君(12)は「今日はとても良い勉強になりました」と笑顔で振り返った。
このほか、函館簡裁の古木俊秀裁判官が児童の質問に答えるコーナーも用意。「1年に何回くらい裁判は行われているの」「黒い法服は気に入っていますか」などの質問に、古木裁判官が分かりやすく説明していた。
提供 - 函館新聞社
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