「大沼函館雪と氷の祭典」…大沼で氷の切り出し始まる
update 2005/1/27 11:09
【七飯】2月5、6両日に開かれる「第39回大沼函館雪と氷の祭典」(実行委員会主催)で使用する氷の切り出し作業が26日、メーン会場となる大沼公園広場周辺でスタートした。作業員は電動のこぎりを使って切り出した氷の板を、大沼の水面から次々と引き上げていった。
この日は約15人が作業に当たった。最初に湖面に張った厚さ25センチの氷の上に、巨大な金具が付いたそりを使い縦横60センチの溝を掘り、その溝に沿って電動のこぎりで切り離していく。続いて水面に浮いた氷をかぎの付いた棒で引き寄せ、「氷挟み」と呼ばれる専用の金具で手早く引き上げ、次々とブルドーザーなどで会場に運んでいった。
作業は1週間ほど続き、全部で3000枚を切り出す予定。このうち1000枚は、同祭典でも特に人気を集めるジャンボ滑り台に使用されるほか、アイスキャンドル、アイスカービングなどさまざまに加工され会場を彩る。
同実行委の大西明身運営委員長は「準備は順調に進んでおり、多くの人たちに足を運んでもらいたい。冬の大沼の楽しさをアピールできれば」と話している。(小川俊之)
提供 - 函館新聞社
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