野外劇/道補助や企業の協賛金で単年度黒字を確保
update 2005/1/26 10:21
函館野外劇を運営するNPO(民間非営利団体)法人、市民創作「函館野外劇」の会(フィリップ・グロード理事長)は25日夜、函館市大森町のサン・リフレ函館で2005年度の通常総会を開いた。前年度の収支決算報告では、最終的に黒字を確保したことを報告。本年度の事業計画など合わせて6議案を承認した。
総会には会員41人が会出席。前年度の最終収支決算は収入合計5070万8468円に対し支出合計5061万4976円で9万3492円の黒字となった。当初、舞台制作費などで約300万円の赤字が見込まれていたが、道から新たに240万円の補助金が交付される見通しがついたことや個人、企業からの賛助金が得られたことが単年度黒字に結びついた。
本年度は収入、支出を合計5030万円とする予算を編成。舞台製作費や会場設営費などにかかるばく大な経費を補うため、観劇入場者の目標数を前年実績よりも約1900人多い1万2000人に定めたほか、現在235人いる個人会員を450人に増員して計上した。さらに700万円の実績だった市の補助金は1000万円で要望していく方針。
事業運営の強化を狙い、事業、制作、広報、ジュニアサークルの4部会を、総務、事業推進、演出、ジュニア対策、広報、誘致・宣伝の6部会に改変した。
提供 - 函館新聞社
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