3段飾り、収納飾りが人気/ひな人形商戦が本格化
update 2005/1/24 10:16
3月3日の「桃の節句」を前に、ひな人形商戦が本格化している。日本人形の専門店やデパートの特設売り場などには、豪華な7段飾りや、台座に人形を収められる収納飾りなど、さまざまな種類の商品が並び、家族連れでにぎわいを見せている。
小型の商品が主流という近年の傾向に変わりはない。男びな、女びなと3人官女、牛車などからなる3段飾りや、台座の木箱に人形や道具など一式をしまうことができる収納飾りなど、住宅事情に合わせた商品が人気となっている。一方、7段飾りも依然として需要があるという。
人形の京菊(函館市桔梗2)は昨年12月から店内に約100点を展示。価格も3万4000円から50万円まで、幅広くそろえた。
商品の小型化という傾向に加え、最近は台座が木目調の品や、衣装の色彩を抑えた品など、「華やかさより、落ち着きのある商品へのニーズが高い」という。売れ筋は3段飾りが15―20万円、収納飾りが10万円前後。
丸井今井函館店(同市本町32)は7日から特設売り場をオープン。男びな、女びなのみの親王飾りで、収納型の商品が最も人気があるという。価格は10―15万円が中心で、祖父母が買い与えるケースがほとんどだという。
長崎屋函館店(同市美原1)では近年、ガラスケースに入り、価格が5、6万円の商品が主流になっている。客足のピークは2月になるとみている。(奥山秀俊、宮木佳奈美)
提供 - 函館新聞社
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