「さっぽろ雪まつり」来月7日から開催
update 2005/1/24 10:13
【札幌】札幌の冬の大イベント「さっぽろ雪まつり」が今年も2月7―13日の7日間、大通公園や真駒内会場などで開催される。迫力満点の大雪像9基をはじめ、大・中・小の氷雪像計313基が来場者の目を楽しませる。このうち、自衛隊縮小の影響により今年限りで廃止が決まっている真駒内会場では、例年より1基多い大雪像4基が設置されるほか、冬の夜空を花火と光で彩る「雪と光と花火の饗宴(きょうえん)」を開催。最終日にはファイナルイベントも予定されており、同会場の40年の歴史を振り返る。
同祭りは1950年に始まり、今年で56回目。1月初旬から、市内南区や石狩市などから大量の雪が運び込まれ、会場に雪像用の高い雪山がつくられている。実行委によると、今年のまつりに使われる雪は5トントラック約6500台分という。
今回の大雪像は、大通7丁目の「国会議事堂」や大通8丁目の「名古屋城」、台湾の建物などを表した「これが台湾だ!」など。中雪像は、今年の夏に公開予定の映画「ロボッツ」や道産米をPRする「だから米チェン!」などがあり、動物滑り台も設置される。
全道の小学生からデザインを公募した大氷像「走るSL城」も注目を浴びそうだ。市民雪像では、日ハムの新庄剛志選手の雪像も登場する予定。
すすきの会場には、例年通り、カニやイカなどを埋め込んだ氷彫刻や氷像計100基を展示。氷彫刻コンクール、氷の女王撮影会などのイベントもある。
今年のまつりでフィナーレを飾るのが真駒内会場。1966年の開設以来、滑り台などが子供たちの人気を集めていたが、雪像製作を担当してきた陸上自衛隊第11師団の人員削減などの影響で、来年度の廃止が決まっている。
開設40周年でもある今回は、2月11日午後6時20分ごろから「雪と光と花火の響宴」を実施。悪天候の場合には翌12日に順延する。
同会場開設後の40年間を懐かしみ、2月13日午後4時から同5時まで、ファイナルイベントも開催する。
さっぽろ雪まつりの情報は、ホームページ(http://www.snowfes.com/)で知ることができる。詳しいパンフレットは1月末に出来上がる予定。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。