「走らせよう会」がカラオケ電車で新年会
update 2005/1/23 13:53
函館チンチン電車を走らせよう会(佐原幸子会長)は22日夜、函館市交通局のカラオケ電車内で新年会を開いた。同会にとってカラオケ電車での懇親会は夏の恒例行事だが、今回は初めて冬に実施。市電の窓から雪景色を眺め、カラオケなどで大いに盛り上がった。
冬にも市電を応援し、電車事業を活気づけようと企画。会員25人が参加した。
同日午後6時半に駒場車庫を出発。谷地頭、函館どつく前を経由し、トイレタイムを挟みながら折り返し運転する2時間弱のコース。参加者は、ビールやジュースで乾杯した後、ガタンゴトンと揺れる車内で順番に演歌や歌謡曲を歌い、弁当などを食べながら和気あいあいと楽しい時間を過ごした。
「函館の町並みにピッタリ合うのが函館の市電。冬の雪見電車も最高」と佐原会長。カラオケ電車の車体には、ピカピカと光る電飾が施され、夜の街をにぎやかに走る車両は市民らの注目を集めていた。
同会は、1988年発足の市電愛好団体。現在は、2両目の復元チンチン電車導入を目指したグッズ販売、他地域の電車愛好団体との交流などを行っている。会員は約80人。
提供 - 函館新聞社
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