道開発局が「わが村は美しく―北海道」運動コンクールの入賞団体決める

update 2005/1/20 10:39

　道開発局は道内各地で、魅力ある地域づくりに取り組む住民らを支援する「わが村は美しく―北海道」運動の第２回コンクールの入賞団体を決めた。道南（函館開発建設部管内）からは、景観部門で「七飯町野菜生産出荷組合」が、地域特産部門で「新函館農協女性部江差支部」がそれぞれ銅賞に輝いた。

　コンクールは、地域の魅力を高める活動を支援し、農山漁村の個性ある発展を助けようと、２００２年度から実施。今回は、道内１６０団体から１９７件の応募があり、審査の結果、「地域特産物」「人の交流」「景観」の３部門で、計２１件が金、銀、銅、特別の各賞に選ばれた。各部門すべてに優れた団体を支援する市町村に贈られる、最高賞の「わが村は美しく賞」は、前回に引き続き該当はなかった。

　七飯町野菜生産出荷組合（水島政美組合長）は、マリーゴールドを利用して農薬や化学肥料を減らす取り組みに努めながら、ダイコンやニンジンの生産している。クリーン農業を実現しつつ、美しい農村景観を生み出していることが評価された。

　新函館農協女性部江差支部（長尾和子支部長）は、地域に古くから伝わる米菓子「追分こうれん」を製造、販売するほか、子どもたちとの交流を通じて地域文化を守り育てる活動を続けている。

　表彰式は２月２５日午後３時半から、札幌市中央区の京王プラザホテル札幌で行われ、受賞団体の活動発表と交流会も行われる。申し込み・問い合わせは、２月１０日までに、函館開建土地改良情報対策官TEL０１３８・４２・７１１１内線３１１へ。

提供 - 函館新聞社

前のページにもどる　　 ニュースをもっと読む

ご注意：
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。