電球点灯し星型浮かぶ/「五稜星の夢」始まる

update 2005/1/16 16:24

 国の特別史跡・五稜郭を2000個の電球で彩る「五稜星(ほし)の夢」(同実行委員会主催)イルミネーションが15日から始まった。光で縁取られた星形が浮かび上がると、色とりどりの花火が打ち上げられ、五稜郭公園内に積もった雪に反射し、辺りを赤や青へと変えていた。

 市民でつくる同実行委による冬の恒例イベント。五稜郭の堀の内側約1・8キロを電球でぐるりと囲み、2月29日までの毎日午後5―10時に点灯する。花火は初日のみ。

 点灯時間の午後5時を目指し、公園に隣接する五稜郭タワーには市民や観光客が次々と搭乗。花火が上がると、人々は歓声を上げ、ひとときのショーを堪能。名古屋から訪れた吉川香里さん(35)は「五稜郭には初めて来たが、良い思い出になった」と笑顔を見せていた。(小泉まや)

提供 - 函館新聞社



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