函館市内・近郊のレギュラーガソリンの平均価格がほぼ一年ぶりに値下がり
update 2005/1/12 11:47
1月の函館市内・近郊のレギュラーガソリンの平均価格(1リットル当たり)が前月比1・22%安の122・10円と、ほぼ1年ぶりに値下がりに転じた。増産や円高による卸値の引き下げで、2004年2月から続いた高騰が一段落したが、前年同月比では9・93%高と、依然高値が続いている。
不安定な中東情勢や生産調整などの影響で、これまで月当たり最高3%以上の勢いで上昇していた。1月の最高値は前月から変動なしの128円、最安値が0・84%安の118円だった。
灯油ホームタンク(同)は前月比8・09%安の57・04円。4カ月続いた値上がりに歯止めがかかったが、前年同月比では15・46%高だった。
2月以降の価格推移について、函館地方石油業協同組合の遠藤紘司理事長は「横ばいか、若干値上がりする」と予想。「4月以降も元売りが進めるガソリン、軽油の高品質化を背景にした供給減で、価格がつり上がる恐れがある」とみている。
調査は、函館消費者協会が、同市と上磯町のガソリンスタンド24店を対象に実施した。(小泉まや)
提供 - 函館新聞社
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