成人式…自覚と責任を胸に大人への仲間入り
update 2005/1/11 10:15
「成人の日」の10日、渡島・桧山管内では函館市など6市町で成人式が開かれた。華やかな振り袖に身を包んだ女性や、真新しいスーツ姿の男性らが集い、それぞれが自覚と責任を胸に大人への仲間入りを果たした。
このうち、市町村合併後、初めての開催となった函館市成人祭(市、市教委主催)は男性1701人、女性1644人の計3345人(1984年4月2日―1985年4月1日生まれ)が対象で、昨年比192人増。旧4町村が加わったことによる増加だが、旧市町村地域ごとの昨年の人数と比べると、全体で112人の減少になった。
会場の市民体育館には大雪の中、昨年より300人多い2600人の新成人が集まった。マーチングバンドのファンファーレに続き、井上博司市長が「皆さんは合併後、最初の新成人。海を基盤にしたマチの若者らしく、荒波を乗り切る勇気と情熱を持ち、自らの道を切り開いてほしい」とエールを送った。
合併前の函館市と旧4町村地域の代表、計6人がステージに並び「先人が築いた地域の文化や伝統を守り続け、地域が一体となり、愛する郷土である新しい函館市の発展に努めたい」と誓いの言葉を述べた。
続く祝賀会では、もちつきや茶席、写真入りの記念はがき作製など、さまざまなコーナーで、新成人たちが大はしゃぎ。旧友と笑顔で再会し、おしゃべりに花を咲かせた。
近年、全国的に成人式でのトラブルが話題となっているが、函館では全体を通じ、目立った混乱はなかった。ただ、式典中の携帯電話の使用や私語など、マナーの悪さも目立った。
提供 - 函館新聞社
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