「函館の新たな特産品にしていきたい」…函館そばや友の会のがごめそばテレビ番組で取材受けるなどで注目

update 2005/1/11 10:14

 函館そばや友の会(佐々木武充会長=東京庵支店)に加わる14店が昨年11月から売り出した「ガゴメ長寿そば」が、数局のテレビ局から取材を受けるなど注目を集めている。各店によって売れ行きはまちまちだが、「新聞やテレビで紹介され、定着しつつある」と同会。「函館の新たな特産品にしていきたい」と意気込みを見せている。

 ガゴメ(トロロコンブの仲間)は健康食品や化粧品などで近年需要が高まっており、函館の新たな特産として期待されている。また、栄養価の高いフコイダンなどを含み、健康食としても価値は高まっている。

 同会でもこの状況に注目し、ガゴメを使ったそばを考案した。ガゴメの活用方法はさまざま。粉末をふりかけたり、練ったトロミをそばつゆに入れたり、エキスをつゆに入れてつけめんにして出すなど、各店で独自性を出し販売している。

 売り出し後、NHKなど3局の番組で取り上げられ、今月7日には佐々木会長の店舗でTVh(テレビ北海道)の取材を受けた。同社の報道番組「けいざいナビ」(毎週土曜午前9時半から30分)で紹介される予定で、6店7種のガゴメそばや、店主同士の打ち合わせ様子などを撮影した。放送予定は15日。

 同会はガゴメの研究、開発を進める都市エリア産学官連携促進事業の中核機関「函館地域産業振興財団」にも参加している。佐々木会長は「取材で取り上げられることはありがたい」と話し、「友の会としても情報を発信していく。ガゴメをブランドしていくためにそば店だけでなく他の飲食業を巻き込んだ取り組みを模索していきたい」と意欲を見せている。

提供 - 函館新聞社



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