市消防本部の機構再編、新年度スタート
update 2005/1/10 13:28
函館市消防本部の組織機構再編計画が、新年度からスタートする。合併した旧4町村を含め、現在の1本部3署1支署14出張所の体制を、10カ年で1本部2署3支署8出張所へと改める。人口の移動や合併による地域の拡大などを背景に、東署を高松町へ移すほか、西署を亀田署に統合し、北署(仮称)とするなど、配置を大きく見直すのがポイント。同本部は「実態に合わせた組織の見直し。経費削減と同時に、より効率的な活動が可能になる」と話している。
計画は前期5カ年(2005―09年度)と後期5カ年(10―14年度)からなる。
主な再編は前期に集中している。皮切りとして、05年4月に港出張所を亀田本町出張所へ統合し、新たに亀田本町出張所に救急隊を配備する。
続く06年4月は最も多い改編が実施される。湯川出張所が高松町へ移転し、新・東署として稼働。西署は各隊を本部に残し、亀田署に統合され、亀田署は新たに北署(仮称)として開設する。現・東署は的場支署(同)となり、松陰出張所の救急隊が同支署へ移設するほか、亀田本町出張所も名称を亀田支署(同)に改める。
また、前期では古川出張所が近隣へ移転新築となるほか、的場支署の建て替え実施後、松陰出張所が廃止となる。
後期計画では弥生と青柳、鍛治と花園の各出張所をそれぞれ統合し、新たに元町出張所(同)と本通出張所(同)を新設する。旧4町村の1支署3出張所も建て替えとなる。
このほか、救急隊全10隊で、救急救命士と高規格救急車の配置が完了する。
提供 - 函館新聞社
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