極真会館函館支部の29人が寒げいこ

update 2005/1/10 13:27

 国際空手道連盟・極真会館北海道函館支部(横山誠支部長)が9日、函館市湯川町で寒げいこと新年会を開いた。参加した選手は昇級や昇段、技に磨きをかけるなど、ことし一年の飛躍を誓って、決意を新たにしていた。

 昨年はけいこ初めとして海岸での寒げいこを行ったが、ことしの初げいこはすでに7日に済ませており、恒例行事で気を引き締めようと、選手29人が寒げいこに参加した。

 道場で約45分のけいこをして体を温めた後、湯川町のホテルに移動。約1キロ離れた海岸までランニングをし、雪が舞う中、波打ち際で気合いを込めて突きなどの技を披露した。最初はあまりの冷たさに海へ入るのをためらう選手もいたが、いったん入ると元気いっぱいに声を張り上げ、約10分間のけいこをやり遂げた。

 この後、ホテルに戻り温泉に入って体を温め、保護者らと新年会を開催。食事を取り、ビンゴゲームなどを楽しんだ。

 初めて寒げいこに参加した敦澤譲君(北日吉小4年)は「最初は水が冷たかったが、”やるぞ“と気合いを入れ直した。ことしは黒帯を取る土台作りをしたい」と寒さを乗り切った自信をのぞかせていた。

提供 - 函館新聞社



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