川村助役が鹿部町長選に出馬表明
update 2005/1/9 13:44
【鹿部】鹿部町助役の川村茂氏(54)は8日、任期満了に伴う鹿部町長選(2月1日告示、同6日投開票)に立候補することを正式に表明した。川村氏は同日付で助役を退職。昨年末から自らが中心になって取り組んでいる行財政改革を推進しながら、町民と一体となった明るい町づくりを目指すとしている。
川村氏は同町出身で、大野農業高卒業後、1968年に同町役場入り。議会事務局長などを経て2002年4月に助役に就任した。昨年12月の臨時議会で、松本豊勝町長(64)が、七飯町との合併破談などの責任を取り再選出馬断念を表明、川村氏を後継に指名していた。
川村氏は同日、「昨年策定した10年間の財政推計案を土台に行財政改革を進めることが急務の課題。地方交付税の大幅削減など、厳しい状況の中、単独運営の道筋を固めていきたい」とまちづくりへの意欲を語った。また、小さな町の利点を生かし「町民に分かりやすくオープンな行政を目指したい。議会との連帯感も保って、将来に夢や希望を持てる町づくりを心がけたい」と述べた。(小川俊之)
提供 - 函館新聞社
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