04年のパスポート発給申請件数6540件で4年ぶりに増加
update 2005/1/9 13:44
渡島支庁が2004年に受理した一般旅券(パスポート)発給申請件数は6540件で、前年を1192件、22・3%上回り、4年ぶりに増加に転じた。同支庁総務課は「海外旅行の手控えの原因と考えられていた新型肺炎(SARS)の流行やテロ、戦争などの影響が、一段落したのでは」とみている。
同支庁によると、申請件数は、00年には記録が残る86年以降で2番目に多い、1万1869件を記録したが、新型肺炎の流行やテロなど複数の要因が重なり、03年には過去2番目に少ない5348件まで落ち込んでいた。
04年の申請は、新規が6341件(前年比22・7%増)、紛失などによる再発給が199件(同10・6%増)だった。
新規申請分を有効期間別にみると、10年旅券が2669件(同15%増)、5年旅券が3669件(同28・9%増)など。男性が2930件(同19・7%増)、女性が3411件(同25・4%増)と、例年同様に女性が多かった。
年齢別では、20代が1527件(同7・9%増)と最多。1320件(同44・6%増)の申請があった未成年の増加が目立つ。月別では、8月が739件(同58・9%増)で最も多く、475(同83・4%増)件の申請があった6月が大幅に伸びた。
居住する自治体別では、函館市が4588件(同21・9%増)で最も多い。前年より増えた8市町のうち、高校生の海外への修学旅行があったことなどから、七飯町(483件、同71・9%増)の増加ぶりが際立った。
提供 - 函館新聞社
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