渡島支庁の納税窓口/夜間休日の利用が堅調
update 2005/1/5 11:17
渡島支庁が渡島合同庁舎(函館市美原4)1階に開設する夜間と休日の納税窓口の利用が堅調だ。2004年の利用状況をみると、道内23の支庁・道税事務所の窓口のうち、夜間は来庁者数と納税金額がともに2番目に多かった。休日は来庁者数が5位、納税金額は3位。札幌の窓口に次ぐ利用の多さに、同支庁税務部は「納める意思がないわけではなく、時間がない人も多いのか」と話している。
道税の収納率が年々低下するのを受け、同支庁は昨年、夜間と休日の納税窓口の開設回数を増やした。
夜間は、03年は8カ月だけだったが、全道一斉に04年は通年とした。毎月1回、催告書などを送付した直後や最終木曜日に、午後5時15分から同9時まで受け付けた。
来庁者は424人で、道内2番目の多さ。電話も152件あり、道内4番目の受理数だった。1315万5200円の納税額は道内2位となった。特に、自動車税の納税期限である5月には、道内トップの137人が訪れ、道内最高額の467万7600円の道税が納められた。
休日窓口は、03年は10、12月のみだったが、04年は納税推進強調月間の5、10、12月に各1日ずつ、午前9時から午後5時まで開設した。道内5番目となる274人が、道内3番目に多い969万5300円を納めた。
これらの結果を踏まえ、同部は「将来的にコンビニなどで道税を納めることができるようになれば」とする。ただ、今のところ、事業費用などの問題から、実現は困難な状況という。
提供 - 函館新聞社
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