七飯町の蓴菜沼でワカサギ釣り今日開幕

update 2005/1/4 12:56

 【七飯】冬の風物詩、七飯町の蓴菜(じゅんさい)沼での氷上ワカサギ釣りが4日からスタートする。今季は年末からの冷え込みで氷の張りも順調に進んでおり、関係者は万全の準備で開幕を迎えようとしている。ワカサギの魚影も昨年以上に濃いことから、多くの家族連れや団体客で、沼はにぎわいそうだ。

 大沼漁協(宮崎司組合長)が釣り場を運営し、今季で6シーズン目。冬のレジャーとして年々人気を集め、昨シーズンは地元の愛好家や関東の修学旅行生など2800人が楽しんだ。今季もすでに、函館に住む留学生や近郊の町の中学生など300人の予約が入っているという。

 釣り人に楽しんでほしいと同漁協は2003年から同沼で漁を行っていない。そのかいあって昨年から魚影は濃くなり、今年も躍る銀りんが期待できそうだ。

 氷の厚さは3日現在で約12センチ。昨年12月20日から同漁協組合員らがビニールハウスを組み立てるなど準備を進めた。3日は同漁協の藤原黄門さんらが釣りざおなど道具の確認をするなどセンターハウスの準備に追われていた。藤原さんは「今季も多くの人々に来ていただき、大沼の自然を楽しんでほしい」と話している。

 期間は氷の融ける3月上旬までで、営業時間は午前8時半から午後4時。1日の入漁料は中学生以上の大人が500円、子供250円、貸しざおはえさ付きで500円。問い合わせは藤原さんTEL090・8271・7584まで。

提供 - 函館新聞社



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