「ハウル」や「ターミナル」など正月映画大盛況
update 2005/1/4 12:56
穏やかな年明けとなった道南の正月三が日、函館市内の映画館が家族連れやカップルらでにぎわっている。正月は映画各社が自信作をぶつけるだけに、今年もバラエティーに富んだ作品が盛りだくさん。話題作に長い行列ができ、満席が相次ぐなど、正月の風物詩はまだまだ健在だ。
「函館東宝会館」(函館市松風町)は、アニメ映画の巨匠、宮崎駿監督の最新作「ハウルの動く城」に、子どもから大人まで人気が殺到。160席の座席は夕方まで“満員御礼”が続き、開演前から長い列ができている。館内は関連グッズを買い求める人でごった返し、「昨年を上回る人出。冬休み期間中は子どもたちで混雑するのでは」(同館)と期待している。
トム・ハンクス主演、スティーブン・スピルバーグ監督の「ターミナル」、ディズニーとピクサーの長編アニメ「Mr.インクレディブル」など話題作をそろえたのは「シネマ大門」(同市松風町)。「ターミナル」は満席が相次ぐほどの人気ぶりで、「全体でも前年を若干上回る」(同館)入り込みだ。「今年は家族連れに加え、カップルや夫婦といった大人が多い」と分析する。
「シネマ・アイリス」(同市本町)は、函館市、旧南茅部町を舞台にした「海猫」や、人気特撮シリーズ「ULTRAMAN」などの目玉作品を上映。とりわけ、「海猫」の人気が高く、学生から年配まで、幅広い年齢層に支持されている。同館の菅原和博代表は「正月三が日の映画人気は根強い。家族で見られる作品が受け入れられるのでは」と話している。
提供 - 函館新聞社
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