函館サッカー協会5年生トレセンがあす関東遠征…J1、2傘下チームと練習試合
update 2005/1/4 12:55
小学生のサッカー選手育成を支える函館サッカー協会4種委員会の5年生トレセン(早坂賢一代表)が、5日から8日まで東京や神奈川などに遠征する。J1の横浜F・マリノスや浦和レッズ、J2の湘南ベルマーレ傘下のチームとの練習試合のほか、高校サッカー選手権大会の観戦も予定しており、参加する選手たちは期待に胸を躍らせている。
地域のサッカー振興と個人のレベルアップなどを目的に創設された5年生トレセンは、本年度で4年目を迎える。道南の小学5年生以下を対象に選考会を実施し徐々に人数を絞り込み、現在は70人が在籍している。
週に1回の練習では大会前以外はほとんどゲームを行わず、その日ごとにテーマを設けている。屋内に練習場所を移した11月ごろからは、体育館で跳び箱やマット、平均台などを使ったトレーニングで、運動能力を伸ばすことに重点を置く。早坂代表は「目で見て、頭で判断し筋力を使うという一連の動作を早い段階で身に付けてもらいたい」と熱心に指導にあたっている。
これまでの遠征では大会出場に主眼を置き、少人数で参加してきた。しかし、今回の遠征ではなるべく多くの選手に経験を積ませようと39人が参加する。韓国チームとの交流試合などを含め4日間で11試合が組まれている。最終日には国立競技場で行われる高校サッカー選手権の準決勝を観戦する。
遠征に参加する今金サッカー少年団の須田佳輝(5年)は「フォワードがどのような動きをし、ディフェンダーがどのように声を出し、指示しているかの違いを見極めてきたい」とめったにない機会に声を弾ませている。
提供 - 函館新聞社
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