函館八幡宮で騎馬参拝
update 2005/1/3 12:03
急斜面の石段をドサンコ馬が力強く駆け上がる「騎馬参拝」が2日、函館市谷地頭町の函館八幡宮(中島敏幸宮司)で行われた。6頭のドサンコ馬は騎乗者から「ハイ、ハイ」と声を掛けられながら石段を登り切り、初詣でに訪れた参拝客から大きな拍手を受けていた。
1998年から続く恒例行事。同市東山の「函館どさんこファーム」(池田茂代表)がホーストレッキングの安全を祈願するために実施している。同ファームは2002年、道の森林愛護騎馬隊の認定を受けており、同隊のワッペンとバンダナを着けた姿の騎乗者が1―13歳のドサンコ馬にまたがった。
正午にスタート。ドサンコ馬は高らかにひづめの音を響かせ、134段の石段を約1分で駆け上がった。約200人の参拝客はカメラやビデオに勇壮な姿を収めたり、声援を送ったりしていた。
拝殿では約20人の会員がドサンコ馬とともにおはらいを受け、今年1年の安全を祈願。参拝後には子供たちを馬に乗せるサービスも行い、子供たちの笑顔の輪が広がった。馬に乗った同市杉並町の中道凌君(6)は「初詣でに来たら馬がいて驚いた。馬の上は高くて気持ち良かった」と大喜びしていた。
提供 - 函館新聞社
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