市役所や役場で仕事納め
update 2004/12/31 12:57
函館市役所、渡島・檜山管内の各町役場は30日、一斉に仕事納めとなった。各職場では机の周りを片づける職員や、年末のあいさつに訪れる人たちが目立った。夕方には仕事納め式を行い、来年へ向けて気を引き締めた。
函館市役所では、午後3時半から8階大会議室で、井上博司市長が課長補佐以上の幹部職員約300人を前に訓示した。
井上市長は今年1年間の出来事を振り返りながら「市の取り組みは、あくまで市民生活と市民の目線から出発し、成果は市民に帰すべきもの。職員の皆さんには、これを十分認識し、一層市民とのパートナーシップのもとに職務に精励することを望む」と述べた。
合併した旧4町村から支所長ら幹部職員約40人も出席。訓示は庁舎内に放送で流れたほか、今年初めて、各支所を含む11カ所の部局に、録音した訓示がメールで配信され、時間差で放送された。
一方、上磯町役場では、午後4時45分から1階大会議室で開催。海老澤順三町長は町職員に対し「一人ひとりの力が試される時代。夢と感動を持って仕事に取り組み、知識と経験を存分に生かす年にしてほしい」と訓示を述べ、職員の労をねぎらった。
また、大野町との合併や、北海道新幹線の来年度着工決定などに触れ「(新駅が建設予定の)大野町との合併に伴い、駅の周辺整備が必要。年明け早々にも、応援していきたい」と語った。
渡島、檜山両支庁や函館開発建設部、道警函館方面本部など、国や道の出先機関は28日に仕事納めを済ませている。市役所や各町役場の仕事始めは、来年1月6日から。(宮木佳奈美、阿部里子)
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。